総量規制について
量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。(ただし一部除外または例外となる借入れもあります。)
具体的には、借入残高が年収の3分の1を超える場合、新規で借入をすることはできません。
総量規制の適用がない貸付けについて
例外貸し付けとは
例外貸付けとは、借入残高が年収の3分の1を超えていても、例外的に借入れをすることができますが、その残高は総量規制の借入残高に加算されます。
主な例外貸し付は、以下のとおりです。
- 借換えローン
- 緊急医療費貸付け
- 特定緊急貸付け
- 個人事業者への貸付け
- 配偶者と合算して年収合計の3分の1を超えない貸付け
除外貸付けとは
除外貸付けとは、総量規制の対象とならない貸付けのことです。
入残高が年収の3分の1を超えていても借入れすることができ、その残高も総量規制の借入残高に加算されません。
例えば、住宅ローンなど一般に低金利で返済期間が長く、定型的である一部の借入れについては、除外貸付けとなります。
除外貸付けは、以下のとおりです。
- 住宅ローン
- 自動車ローン
- 高額療養費の貸付け
- 有価証券担保貸付け
- 不動産担保貸付け(居宅以外)