スコアリングについて
クレジットカードやキャッシング、カードローン、住宅ローンなどの申込み時に行われる審査では、申し込む人物の属性がスコアリング(点数化/数値化)され、審査結果に大きな影響を与えることになります。
属性とは、
- 年齢/性別/婚姻の有無/子供の有無
- 住所/住居形態
- 職業/勤務先/勤続年数/保険形態
- 与信額/借入総額/返済履歴
などの申込書に記入する、個人に関するあらゆる情報を示す項目のことです。
スコアリングは、これらの項目が判断されますが、単にひとつの項目だけで判断されるわけではなく、それぞれの項目を複合的に判断し、その会社が持つ過去の膨大なデータ統計に従って比較され、数値化されます。
このスコアリングのポイントが一定以下の評価であれば審査に落ちる確率は高くなります。また、もし審査に通ったとしても、スコアリングのポイントが低い場合は、低く設定された利用限度額からの契約となるのが一般的です。
会社側は定期的(6ヶ月程度)に、利用者の状況をチェックしています。そのため、最初のスコアリングのポイントが低い場合でも、キャッシングやカードの利用頻度が高く、順調に返済を行っている人であれば、使用期間が長期に渡るほど高く評価されるようになります。
このスコアリングが良くなると、利用限度額が上がったり、利用限度額が上がることで金利が下がったりするなど、様々なメリットが生じます。
しかし、利用状況・返済状況が悪ければスコアリングが下がることになるため注意が必要です。