「あなたの信用情報、ブラックになっていませんか!?」まずは、個人信用情報開示請求をしてチェックしましょう!
金融業界での事故情報とは、借金やローンなどの返済において、返済期間中に支払いがなされなかったり、支払いが遅延したりすることを指します。
この事故情報は、各信用情報機関を通じて、加盟する金融機関で共有されています。
このように事故情報を把握している金融機関は、事故情報のある人に対し、融資の際に審査が非常に厳しくなります。
そのため、事故情報は俗に「ブラックリスト」とも呼ばれます。
事故情報は、大きく「延滞」「代位弁済」「債務整理・自己破産」「強制解約」という種類に分けられます。
延滞
延滞とは、ローンの返済期限までに返済を行わないことを指します。本来なら1日でも遅れただけでも問題なのですが、信用情報機関に事故情報として登録されるのは3ヶ月以上の延滞がある場合といわれています。
事故情報の中でももっとも多いのがこの延滞です。延滞自体は遅れていた支払いを実行することで解消されますが、事故情報として登録された場合は、記録がすぐに消えることはありません。
代位弁済
代位弁済とは、「弁済による代位」という法律効果を伴う弁済をすることです。金融会社が債務者ではなく、契約している保証会社に代位弁済(一括返済)を求めて返済を受けたという状態です。金融機関に対する債務は残っていませんが、保証会社への債務は残っています。
延滞が長期間に渡った場合などに金融機関側が取る「代位弁済」の執行によって生じます。
住宅ローンのように保証会社を付けることを要求されているローンの場合には発生しますが、保証人(保証会社)を付けないクレジットカードやキャッシング(カードローン)などの場合はこの措置は取られません。
債務整理(自己破産・任意整理など)
債務整理(自己破産・任意整理など)を行った場合も契約内容に関する情報のほか、延滞情報や債務整理の事実が事故情報として記載されます。
強制解約
強制解約(強制退会)とは、その名の通りクレジットカード会社・キャッシング会社などが契約を強制的に解約・退会されることを言います。
個人信用情報機関に「カード強制解約」や「強制退会」という情報で共有されてしまうと、他のクレジットカード会社でも同じような「強制退会」に合う可能性があるとみられるため、新規でクレジットカード審査で通りにくくなります。